店長日記

脂と水分とシワの関係

年を取るとシワがあらわれることは誰でも知っています。
シワは皮膚の老化現象であることもご存知でしょう。
それでは、なぜ年を取り、皮膚が老化するとシワになるのでしょうか?


赤ちゃんの肌がみずみずしいのは何故?

素朴なシワのメカニズムについては意外と知らない人が多いようです。

シワだらけのお年寄りの方と赤ちゃんの肌を思い浮かべてください。
赤ちゃんの肌というのは、ツヤツヤ・ふっくらとしていて、思わず触ってみたくなるほどみずみずしいものです。
もちろんシワなどどこにも見られません。
このいわゆる“玉の肌”が50年、60年を過ぎるとシワだらけになってしまうのだから不思議です。


それでは質問です。
「赤ちゃんのときはシワひとつないのに、なぜ年を取るとシワができるのでしょう?」

どのように答えますか?

「お年寄りの皮膚って見るからに脂っ気がなくてカサカサしているでしょう。きっと赤ちゃんや若い人にはたっぷりあった脂が歳を取ると少なくなるからじゃないの?」

…と迷回答を思いつきますか?
この答えは間違いなのですが、このように思っている方は意外に多いのではないでしょうか。
皮膚に付着している脂、つまり皮脂の量からいえば、赤ちゃんよりお年寄りの方がはるかに多いのです。問題は肌に含まれている水分の量なのです。

もちろん、赤ちゃんの肌がみずみずしいのは水分の量が多いからで、お年寄りの肌がカサカサでシワが多いのはその反対だからです。しかし顔はずいぶん老けているのに、身体はみずみずしいという女性は多いのです。同じ肌でも顔と身体では、その老化の進み具合がまるで違います。顔は身体のどの部分よりも、もっとも早く老けやすい場所なのです。


手入れ次第でシワは防げる

肌の老化は20歳を過ぎたら要注意ですが、顔から老化を始めると先述しました。
その顔の中でも真っ先に老化、つまりシワができやすいのが目尻なのです。また、シワは年齢とともに出る場所が変わり、放っておけば最後には顔中シワだらけ、ということになってしまう可能性があります。
それでは年代別にどういうところにシワが現れるか整理してみましょう。

 
20代目尻のいわゆる“カラスの足跡”や上まぶたのシワ
30代鼻翼部~口角の横を通りあごに向けて両脇の溝が深くなり(ほうれい線)、皮膚の張りが緩むので、上まぶたの皮膚が目にかぶさってくる。皮膚表面の小ジワも徐々に増えてきます。
40代顔のシワが目立つようになり、眉間のシワも深くなります。この年代では皮下組織の老化も進んでいるはずで、表面的な小ジワだけではなく、彫りの深い本格的なシワとして現れるようになります。
50代目尻の皮膚がたるんで下がり始めるため、目の形が三角目になってきます。また、細かく切れていた頬のシワが繋がり、長く深いシワができます。目袋といわれる下まぶたの膨らみが現れるのもこの年代ぐらいからでしょう。何故かというと、人間の身体は一般的に50代を過ぎると細胞の働きが急に弱まるといわれます。そのため、皮膚が萎縮し薄くなっていくのです。そうなると、特に目の周りでは、目を支える組織の張りが短くなり、眼窩脂肪は自分の重みに耐えられなくなるのです。その結果、目袋が現れるということになります。
60代周囲のシワ同士が繋がり、さらに長く深くなっていきます。
70代急激に顔中がシワだらけになってきます。これはコメカミや顔の皮下脂肪がなくなって顔が痩せるためです。
80代頭蓋骨が縮み、シワは深いヒダのようになってしまいます。


こうして年を追うごとにシワの出方を紹介してくると、もはや絶望的に感じてしまうかもしれません。
確かにシワは老化現象であり、ある意味では避けることは出来ません。しかし、今順番に挙げた年代別のシワの出方は、適切な肌の手入れをしなかった場合です。もちろん、手入れをしたからといって、いくつになってもシワが現れないというわけではありません。ただ、そうして現れたシワでさえ、適切な保湿ケアを毎日続けていくことで、消してしまったり、目立たなくすることができるのです。

全ての女性は、より美しくなりたいと願っています。特に素肌美を求めています。ところがまわりには素肌美を壊すものばかりです。化粧品の化学物質や防腐剤、紫外線や化粧によるシミの発生、ストレスによるシミ・シワ・お肌の老化…等々。

しかし、面倒でも毎日の地道なケアが5年後、10年後その成果が確実にお肌に結果として現れます。
「自分はまだ若いから」と油断することなかれ。「もう手遅れ」と諦めることなかれ。
早すぎることも遅すぎることもありません. 今の内から、また今からでも、お肌にたっぷりの保湿と十分なケアを心がけてください。

新蘇生スキンケアシリーズは全商品防腐剤無添加です。
米ぬか発酵にこだわり、米ぬか発酵エキスやお肌に優しい天然由来成分配合でお肌と心に安心してお使いいただけます。皆様の美容と健康にお役立ていただけますと幸いです。
皆様の“素肌美”の一助となることを願っております。

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