店長日記

美容素材、米ぬかの歴史

美肌成分に富んだ米ぬかは
古くから美容素材として
庶民に欠かせない必需品でした…



米ぬか美容法の歴史

現在でこそ、米ぬかには、
“美容ビタミン”とも呼ばれる美肌を保つためにはなくてならないビタミンB2
細胞の老化を防ぐ働きがあり、“若返りのビタミン”と呼ばれるビタミンE
その他にもγ(ガンマ)-オリザノールフェルラ酸など
素晴らしい美肌成分が豊富に含まれていると知られており、
実際に米ぬか成分が配合された多くの化粧品が市販されています。

では、日本で米ぬかを美容目的として使われだしたのはいつ頃からなのでしょうか?

古くは江戸時代から既に美容素材として認知されており、
米ぬかを絹や木綿の布を袋状に縫い合わせた“糠袋”の中に入れ、
美肌作りの必需品として庶民に愛用されていました。


『都風俗化粧伝』(1813年刊)の中には、

「毎朝湯をつかうに、いたって熱き湯にて顔を洗えば、顔にはやく皺(しわ)を生ず。
糠袋を使うに、顔に強くあてて洗うべからず。顔のきめを損ず。
静かにまわしてつかえば、糠汁よく出てきめをこまかにし、顔につやを出す
この糠袋の中へ洗い粉、膩(あぶら)おとし薬をいれて顔肌を洗えば、
膩よく去り、きめを細かにする良法なり。」

と記述があり、ことさら肌を気にする女性には、入浴ごとに欠かせないものだったようです。




江戸時代の化粧・生活が紹介された書籍においても、

「化粧品の種類は、紅・白粉・眉墨・化粧水・糠袋・五倍子粉など。現在のクリーム類以外はほとんど揃っていた」

とあり、当時から米ぬかを化粧道具の一つとして使用されていたことがうかがい知ることができます。


もちろん当時には、米ぬかに含まれる有効な成分など知る由もありません。
しかし女性たちは直接自身の肌でその効果を体感し、
経験的に米ぬかには美肌に欠かせない成分が含まれていることを知っていたのです。





米ぬか以外にも、昔から“へちまの水”や“うぐいすの糞”なども美容素材として使用されていた歴史があり、
それらも現在では美容との因果関係が認められています。
昔の人々はこれらの天然素材を体感で美容素材として既に愛用していたのですから驚くばかりです。


日医製薬では『温故知新-故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る』の精神で
古くから美容効果があると知られる米ぬかを、
完全手作業による伝統的な手法で発酵させ、
この【発酵米ぬか】を主原料とした化粧品を製造しております。



江戸時代からその効果を体感し、美容素材として重宝されてきた米ぬか
発酵酵素の力でさらに美肌力の詰まった製品となっております。
現代の女性にも広くご愛用頂けますと嬉しいです。


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