店長日記

酵素風呂とは・・・?

サウナや岩盤浴と同じく、汗をたっぷりかいて
デトックスやリラックスする点では同じように見えますが、
その効果や性質はかなり異なります。



今回は、酵素風呂とはどんなものか?
サウナ、岩盤浴の違いなどをご紹介します。



サウナ




スーパー銭湯や温泉などに併設されている一般的なサウナは「乾式サウナ」と呼ばれるものです
湿度が10%、室温は70~100℃と高い温度に設定されています。
高温の部屋に入り、急激に体を温めることで血管が広がり、熱を体の外へ出そうと大量の汗をかきます。
その際に、体の老廃物や皮脂腺に詰まった汚れや角質などを排出するため、ベトベトした汗が出ます。

ただ、体の表面から温めていくので、サウナから出るとすぐに冷えていきます。
そのため、冷水に入った後もう一度サウナに入るという交代浴をすることで、
血管の収縮と膨張を繰り返して全身を温めていきます。
血流が良くなるので新陳代謝を促す効果も期待できます。

しかし一方では、交代浴は血管に負担がかかるので、
無理に繰り返すと心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性も・・・
サウナの室温は高温です。皮膚は熱に弱いタンパク質でできています。
また、汗をかくとはいえ低湿度の室内では乾燥も心配です。
お肌が弱い方は気をつけた方が良いかも知れません。



岩盤浴




熱が加えられた天然鉱石などの上に寝転がって体をゆっくりと温める温浴方法のことを言います。
天然鉱石には様々な種類があり、何を使うかによって強調される効果が変わってくるのも特徴です。

岩盤浴とサウナは「温度の高い部屋に入る」という点は似ていますが、
岩盤浴の室温は約45℃ほどで、サウナと違って時間をかけて体を内側から温めていきます。

鉱石から出る赤外線やマイナスイオンが体内に入ることで代謝が上がるといわれ、
体の内側から温めることで内臓系の働きの向上にも繋がります。

サウナと違い、入浴後も温かさがある程度持続します。
また、ミネラルを血液に戻しながら発汗するとされており、サラサラした汗が出る点も異なります。

老廃物と一緒にベトベトした汗をかくサウナとは汗の質が違うので
デトックス効果はサウナの方があるかも知れませんが、
カラダの内側からキレイになりたいと思っている方には岩盤浴の方が適しています。



酵素風呂




上記2つと同じく体を温める点では同じですが、酵素風呂にもまた違った大きな特徴があります。

酵素風呂とは、ヒノキのおがくずや米ぬかに酵素菌などを混ぜ合わせたものに顔以外の全身を埋めて、
浴槽内の微生物が発酵する際に生み出される熱を利用して体を温める温浴法です。

発酵によって発生する自然の熱を利用しているため、ガスも電気も一切使用しません。
自然発酵のチカラで60℃以上の発酵熱が生まれますが、
空気を含んでいるので体感温度は40℃ほどで快適です。

その入浴時間も大きく異なります。
サウナや岩盤浴は1回に制限時間を設けず、また何度でも繰り返し入れますが、
酵素風呂は15分ほどの入浴1回のみです。

このわずかな時間でデトックス効果の高いベトベトした汗も、
岩盤浴のときのようなサラサラした汗も、大量に吹き出るほど体の芯から温まります。
その量は、実に岩盤浴の約7倍とも言われています。

岩盤浴は岩盤に接している部分のみ温められますが、
酵素風呂は全身を覆って入るので短時間で体内部から全体が温められます。
酵素浴15分でフルマラソンを完走した時と同じくらいのカロリーを消費するともいわれ、
ダイエット効果も抜群です。

高温で体を温めるサウナに比べ、
ゆっくりと温める岩盤浴の方が温まった体の持続時間は長く続きますが、
酵素風呂には及びません。

酵素風呂で温めた体は3日ほど温かさが持続し、
継続して入浴することで体の基礎体温が上がります。

体温は1℃上がると免疫力が5~6倍基礎代謝が約14%上がると言われています。
免疫力向上は様々な疾患予防になりますし、
基礎代謝が上がるとダイエット効果はもちろん、老化防止、冷え性、便秘、肩こり、腰痛など現代病の改善にも繋がります。
血液とリンパ液の流れもスムーズになり、指先など末端神経まで血液が流れることで、
痴呆の予防、アトピー性皮膚炎などの改善にも期待できます。
酵素風呂の場合はそれらに加え、米ぬかや薬草の成分に全身包まれて入浴するため、全身お肌がツルツルになり美肌効果がとても高いです。酵素には美白にも効果があると言われています。



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酵素風呂の種類

酵素風呂には大きく分けて3つの種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。


おがくず酵素風呂

ヒノキのおがくずに発酵剤を使って発酵させた酵素風呂です。
米ぬか酵素風呂と違い、ヒノキの香りがよく、リラクゼーション効果が高い酵素風呂になります。
ヒノキを原材料としているので殺菌効果が高く衛生的で、保管や管理がしやすいというメリットもあります。

デメリットは、基本的に木の粉で出来ているので粒子が粗く、
米ぬか酵素風呂に比べてお肌の接触面にチクチクとしたザラつきを感じます。
なので、全裸で入浴可能な米ぬか酵素風呂と違い、
こちらは専用の着衣を着て入浴するケースが多いです。


米ぬか酵素風呂




米ぬか100%なのでビタミンが豊富で、美容効果やアトピーなどの皮膚疾患に対してもっとも効果が高い酵素風呂になります。
米ぬかの肌触りもよく、お肌への効果をより高めるために全裸で入浴可能な所も多いです。
入浴したあとに皮膚に刷り込んでもお肌がツルツルしてとても良い感触です。
温度も他の酵素風呂に比べてもっとも上昇します。

デメリットとしては、「いかにも発酵している」という特徴的な香りがするので好みがかなり分かれるところです。
慣れると気にならなくなりますが、最初の内は苦手な方もいるようです。
先述のとおり、酵素風呂は体の芯まで温まるので数日間その温感は持続しますが、
この香りも残ってしまうのでデートの前は避けた方がいいのかも?



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米ぬか&おがくず酵素風呂

米ぬかにヒノキおがくずをブレンドして発酵した酵素風呂で、両方の特性を持っています。
ヒノキが混ざっているので米ぬか独特の香りが抑えられており、
肌触りもおがくずのみより柔らかくなっています。


目的に応じて利用する酵素風呂を分けると良いかも知れません。



日医製薬は、この「発酵米ぬか酵素風呂」の素晴らしい美肌効果に着目し、
この効果を化粧品に活かすべく長年研究を重ね
1994年に「発酵米ぬか化粧品」を開発致しました(方法特許取得済)。

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酵素風呂とも関連性が高いため、発酵米ぬか酵素風呂の店舗様からもお声がけいただき、
以下の店舗様でもお取り扱いいただいております。

・発酵風呂 haccola(ハッコラ)様 @東京都 神楽坂本店/麹町店
https://haccola-spa.jp/

・こめぬか酵素風呂 風庵(ふうあん)様 @神奈川県
https://www.kousofuuan.com/


発酵した米ぬかの優れた美容効果を活かした新蘇生シリーズ化粧品を
皆様の美容と健康にもお役立ていただきますれば幸いです。
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同じく温浴効果のある「砂蒸し風呂」については、別記事『温浴健康法』
紹介しております。

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